当サイトの立ち位置と、管理者・執筆者のプロフィールです。

0.日本という国
1.東洋医学(漢方の長所と短所)
2.西洋医学の長所と短所
3.毛嫌いや過大評価をしないこと
4.当サイトの立ち位置

 

0.日本という国

日本は、西洋医学と東洋医学(漢方)の両方を使える国です。国の中には、どちらかしか使用できない国もあります。せっかく両方の選択肢があるので、両方の選択の良し悪しを生かして一番いい治療をできるようにするのが良いのでは、と考えています。

病気になると、その後
どんな病気がわかって→それに対する治療をして→病気が良くなって→完治するという流れ(もしくは病気と付き合う)という流れがイメージしやすいでしょう。

しかし、病気がはっきりしない→経過をみる→治る という方や、病気がわからない→内臓は問題ない→原因がわからないが症状がつらい→怖いものではなさそうしか言われず様子を見るというような「不調だけどわからない」という方もいます。

 

病気がわかって、治療方法があるのに漢方に逃げるような使い方はしてほしくない、と思っています。そして、症状がよくならないまま不調が解決しない、というのは辛いなと思います。結局は調子が良くなることが理想なので、そのための選択肢が西洋医学や漢方にあれば、選んでいくのが良いでしょう。

 

 

1.東洋医学(漢方の長所と短所)

漢方や東洋医学は西洋医学と違うアプローチで、病気だけでなく
今困っている症状を治してくれたり体質に合わせて体調を整えてくれます。

 

そういった意味で、西洋医学では説明ができないような不調や体質などを整えてくれたり、症状を和らげる作用がありかつ副作用が少ない、という選択肢があることが長所です。それは漢方でしか改善できないような症状もありますし、とても良く効く人を見ると、まだまだ解明されていない良い作用があるのではという期待があります。

 

しかし一方で、漢方薬の短所もあります。西洋医学では①症状→②病名→③治療方法なのに対し、漢方は①症状→②治療です(かなり大まかに分類してしまえばということなので、例外もあることは承知下さい)。不調に対し不調を和らげる薬をまず使用するという習慣は、時に重要な病気(癌や膠原病や心疾患など命にすぐにかかわる病気)の発見を遅らせます。また、西洋医学を嫌悪する人が、言わば「逃げ道」的に漢方を使うというケースがあります。

 

ですので、漢方がすべてではない、しかしとても役に立つので知ってもらいたい、というのがこのサイトの立ち位置です。

 

治すべき病気があれば、例えばバイキンの感染に抗菌薬など、
西洋医学でしっかり治すことが必要です。

 

 

 

2.西洋医学の長所と短所

西洋医学の長所は、診断とそれに応じた治療の経験値です。「病気」「病名」というのは、この世に確かにあるものです。この病気に対しこのような治療をする、というのは、多くの患者さんに対し同じ治療をする結果を確認できるので、治療の経験値の蓄積力が優れています。

ある病気に対し、この治療をしたら○%治る、治療をしなかったら結果どうなる、という予測が成り立ち、結果を最も優れたように選択することができます。

 

短所としては、治療による副作用(+副作用をせつめいしなければいけないこと)と、診断がつかない不調は対処が難しいということです。

 

治療による副作用は、経験値で蓄積されています。そのためある程度の数値で具体的に伝えることができ、また伝えければなりません(インフォームドコンセントのルールにより)。マーフィーの法則や、FUDの法則・・<人は、ポジティブな結果よりも不安(Fear)、不確かさ(Uncertainty)、疑念(Doubt)に悩まされる>ことから、とても心配になる人も居ますし、実際に副作用は一定の率で起こります。例えば不眠に対しベンゾジアゼピン系の薬を使えば、夜中に筋力が一時的に弱って(筋弛緩作用)、転倒するかもしれませんし、ステロイドを高容量長期間使えば、ムーンフェイスや骨粗しょう症になります。ですが、場合によりステロイドを使用しなければ治らない病気があることも事実です。

 

また、便秘や下痢になりやすい人がいて、胃カメラや大腸カメラやCTやカプセル内視鏡や諸々検査したけど原因になるのはない、というような状態だと、西洋医学的にお手上げになることもあります。そういった、説明ができない不調に対して対処方法が少ないというのが短所です。

 

3.毛嫌いや過大評価をしないこと。

上記に挙げたようなことが、漢方好き・漢方嫌い、薬好き(?)・薬嫌いなどの源泉ではないでしょうか。大事なことは、過大評価や毛嫌いをせず、選択肢として長所短所を見直すことと、重大な病気を見逃さないこと、なんとも言えない症状を改善することが大事ではないかと考えています。

 

 

3.当サイトの立ち位置

本サイトは、複数のライターで執筆しております。執筆者は、有資格者で構成しており、医師免許・薬剤師免許・漢方認定薬剤師の資格を有したもので執筆または監修にあたっております。西洋医学・東洋医学に中立な立場から執筆にあたらせていただいております。