このページでは、漢方薬の体験談を掲載しています。
・困っていた症状
・使用した漢方薬
・年齢・性別
・飲み始めたきっかけ
・病院の探し方
・実際にかかった費用
・続けた期間
・飲み方の工夫
などの質問に、体験者さんが教えてくださった体験談になります。
↓↓以下が体験談になります↓↓
私が困っていた症状・病気、使用した漢方薬
私は42歳の女性です。若いころから生理痛がひどく、月経時の頭痛やイライラにきくからと家族が飲んでいた桃核承気湯(ツムラ 61番)という漢方薬をもらって飲んでみました。20年前の22歳のときのことです。
桃核承気湯(ツムラ 61番)を使用するまで
この漢方薬は、生理痛や月経困難症、またPMSなどとも呼ばれるちょうど生理のある一週間前くらいからの不快感やイライラなどの症状の改善の目的で使用しました。
生理時の痛みに関しては、市販の西洋の痛み止めを使っていましたが、きくにはきくのですが、胃が痛くなるのが悩みでした。
月経困難症や更年期障害などに効果があるという婦人系の漢方薬の一つのようで体質に合うのかははっきりしませんでしたが試しに飲んでみました。
漢方薬はどこで処方されたか
この漢方薬に関しては、処方されたわけではなく、家族が飲んでいたものを試しに飲んでみたというだけです。
今は漢方薬についての本などもたくさん読んでかなり詳しくなりましたが、このころはあまり詳しくなかったので、体質に合うかどうかわからずに飲んでしまいました。
桃核承気湯(ツムラ 61番)の効果が出るまでの時間
桃核承気湯(ツムラ 61番)は、体質に合わなかったのか、家族には大変あって飲むようにとすすめられたのですが、残念ながら副作用が出てしまい私には合いませんでした。
とりあえず、生理痛、月経困難症、生理前のイライラなどの改善を期待して飲んでみたのですが、効果を感じる前に副作用のほうが出てしまい飲み続けることができませんでした。
桃核承気湯(ツムラ 61番)を続けた期間
生理痛や月経困難症にきけばと願って飲みましたが、残念ながら1~2度飲んだだけで軟便や下痢の副作用があり、続けて飲み続けることができませんでした。
桃核承気湯(ツムラ 61番)の副作用
桃核承気湯(ツムラ 61番)の副作用についてですが、どうやらこの漢方薬は私の証や体質にあわなかったようで、下痢の副作用がでてしまいつらくて飲み続けることができませんでした。
もともと軟便気味なほうなので、さらにそれが進んでしまった感じですね。調べてみると、生薬の中でも「大黄」というものが入っており、これは便を柔らかくさせて便秘を改善させるようなものものようでした。
もともと便秘気味で便が出にくくて困っているような方は便秘も改善して調子が良くなるのかもしれませんが、もともと便通がよいかたは下痢になることも考えられるため、注意して飲んだほうがよい漢方薬だなと感じました。
私には残念ながらあまり合いませんでした。
桃核承気湯(ツムラ 61番)を使用した費用
家族にもらって試しに飲んでみたのですが、薬局で購入したようで、「ツムラ漢方桃核承気湯エキス顆粒 24包」で2700円くらいだったようです。
桃核承気湯(ツムラ 61番)の飲み方で工夫したこと、味
味はとくに癖などもなくて普通に飲めましたね。水で食間に飲みました。
併用薬や併用した漢方薬
とくにありません。
桃核承気湯(ツムラ 61番)の全体的な感想
桃核承気湯(ツムラ 61番)は生薬的にはとてもよいものなのですが、中に含まれている便通をよくする生薬が私には合わなかったようです。これが入っていなければ飲み続けられたのかもしれませんが。
比較的体力のある実証向けの薬のようなので、体質に合わなかったようです。
家族には大変効果的だったようで、絶賛していたのですが。家にあるからと家族が飲んでいるものをもらったりして飲まないほうが良いなと感じました。
やはり漢方薬を飲むときには、きちんと体質を確認したうえで自分に合ったものを飲まなくてはならないなと思いました。
この体験談は、実際に漢方を使用された方から寄せられた体験談です。詳しい効果に関しては、ご本人さんにしか分からない症状もあるため、寄せられた体験談をそのまま掲載してあります。(一般的に本や教科書に書いてある症状や検査や効果ではなく、使用された方の体験談です)。効果や安全性に関しては、本来は体験談よりも多数の患者さんに使用した統計の方が信頼度が高いとされ、体験談というのはそういう意味ではエビデンスレベルは低いものと一般的にされております。ただし、実際に友人とのお話などをきっかけに、病院を受診してというのは世間的にも多い流れかと思い、また読者さんからの興味もある話題と意見を寄せられたため、このたび掲載になりました。あくまで一人の体験談として留めておいていただき、効果や安全性を保証するものでは一切ないことをご承知ください。実際に漢方を使用される方は、必ず専門家の方への相談をお願いします