このページでは、漢方薬の体験談を掲載しています。

・困っていた症状
・使用した漢方薬
・年齢・性別
・飲み始めたきっかけ
・病院の探し方
・実際にかかった費用
・続けた期間
・飲み方の工夫

などの質問に、体験者さんが教えてくださった体験談になります。

↓↓以下が体験談になります↓↓

加味帰脾湯(かみきひとう):ツムラ137番の体験談(効果・使用期間・副作用など)

私が困っていた症状・病気、使用した漢方薬

現在51歳の専業主婦です。45歳になる少し前から下腹部に鈍痛を感じ、他にも頭痛、肩こり、疲労感などの不定愁訴と言われる症状が多々あった為、婦人科を受診しました。その後心療内科を受診、3年以上の試行錯誤の末に加味帰脾湯(ツムラ137番)という漢方薬に辿りつき、10か月ほどの使用で不定愁訴はかなり改善されました。

加味帰脾湯(カミキヒトウ):ツムラ137番の効能・効果、副作用

 

加味帰脾湯を使用するまで

初めに婦人科で当帰四逆呉茱黄生姜湯(ツムラ38番)が処方されましたが効果はありませんでした。その後の検査で、卵巣脳腫である事が判明、切除後に下腹部痛は消えましたが、その他の不定愁訴は相変わらず良くならず、約1年に渡り、柴胡桂枝乾姜湯(ツムラ11番)、芍薬甘草湯(クラシエ)、加味逍遥散(ツムラ24番)、フェロミア(鉄剤)で様子を見ましたが改善はされませんでした。

 

 

年齢や女性ホルモン値から更年期障害ではないと言われ、結局婦人科では診断がつかず、「仮面鬱」の疑いという事で精神科受診を勧められました。

 
精神科に抵抗があった為、近くの心療内科を受診、特に気分の落ち込みなどもなかったのですが、疲労が酷かった為鬱病の検査を受けました。結果は鬱ではなかったのですが、グレーゾーンという診断が下り、心療内科で治療を受けることにしました。

 

 

西洋薬に抵抗があったので、医師にお願いをして漢方主体の治療を開始することになりました。まず初めに、虚弱体質を改善する目的で、人参栄養湯(ツムラ108番)と柴胡桂枝乾姜湯(ツムラ11番)、不眠の改善という事でデパス0.5ミリも処方されました。

 
その後、柴胡桂枝乾姜湯(ツムラ11番)を加味逍遥散(ツムラ24番)や当帰芍薬散(ツムラ23番)に組み合わせを変え、2年ほど医師と一緒に試行錯誤を繰り返しました。私自身も漢方の勉強をし、そして自分の症状に合っていると思われた四物湯(ツムラ71番)を見つけ処方してもらいました。

 

 

何となく良いように思えたのですが、数か月使った頃に四物湯は胃腸の弱い人にはあまり良くないという事に気づき、いろいろと調べたところ同じ効能で代替薬として加味帰脾湯(ツムラ137番)がある事を知り、医師にお願いし、加味帰脾湯を処方してもらいました。

 

 

 

漢方薬はどこで処方されたか

漢方専門医に処方してもらった方が確実とも思えましたが、家から近く費用が安かった事、医師との相性が悪くなかった事などから継続して心療内科で処方してもらうことにしました。

 

 

加味帰脾湯(ツムラ137番)の効果が出るまでの時間

はじめの2か月は加味帰脾湯に桂枝茯苓丸(ツムラ25番)を併用し、その後4か月間は当帰芍薬散(ツムラ23番)と併用で使用しました。徐々に体調の良い日が増え、症状が安定してきた為加味帰脾湯だけを使用しました。頭痛などの不定愁訴も減り、約3か月後には疲労感が軽減、不眠も改善し完全にデパスを断つことが出来ました。

 

 

加味帰脾湯(ツムラ137番)を続けた期間

加味帰脾湯はトータルで約10か月間服用しました。

 

 

使用した漢方薬の名称の副作用

副作用は特にありませんでした。

 

 

加味帰脾湯(ツムラ137番)を使用した費用

私は自律支援の適用を受けていたため1割負担で済むので、受診料と合わせて1か月約1300程度だと思います。(漢方薬1種類の場合)

 

 

加味帰脾湯(ツムラ137番)の飲み方で工夫したこと、味

食前に水で飲んでいました。

 

 

併用薬や併用した漢方薬

ユベラ(ビタミンE)、マルチビタミン剤、
桂枝茯苓丸(ツムラ25番)の後に当帰芍薬散(ツムラ23番)を併用

 

 

加味帰脾湯(ツムラ137番)の飲み方で工夫したこと、味

そのまま水で飲みました。

 

 

加味帰脾湯(ツムラ137番)の全体的な感想

加味帰脾湯を初めて飲んだ時、「あ、おいしい!」と思った事を覚えています。自分に合う漢方はおいしいと感じるそうです。劇的に効果を感じた訳ではありませんが、確実にジワジワと良くなっていき、気がついたらパートに出られるまで気力・体力が改善されていました。

 
以前ツムラの社長さんがテレビで、合う漢方薬を見つける事は「鍵と鍵穴」探しだという様な事を話していました。体質に合う漢方を見つければ効果はある、でもそれを見つけるのは至難の業であるという事をこの漢方で体感した気がします。

 

 

名医でも難しいところ、素人がとも思いますが、やはり自分の体を一番知っているのは自分だともつくづく思いました。試行錯誤を繰り返した末ですが、自分が主体となった事で私に合った漢方にやっと出会えました。

この体験談は、実際に漢方を使用された方から寄せられた体験談です。詳しい効果に関しては、ご本人さんにしか分からない症状もあるため、寄せられた体験談をそのまま掲載してあります。(一般的に本や教科書に書いてある症状や検査や効果ではなく、使用された方の体験談です)。効果や安全性に関しては、本来は体験談よりも多数の患者さんに使用した統計の方が信頼度が高いとされ、体験談というのはそういう意味ではエビデンスレベルは低いものと一般的にされております。ただし、実際に友人とのお話などをきっかけに、病院を受診してというのは世間的にも多い流れかと思い、また読者さんからの興味もある話題と意見を寄せられたため、このたび掲載になりました。あくまで一人の体験談として留めておいていただき、効果や安全性を保証するものでは一切ないことをご承知ください。実際に漢方を使用される方は、必ず専門家の方への相談をお願いします