このページでは、漢方薬の体験談を掲載しています。

・困っていた症状
・使用した漢方薬
・年齢・性別
・飲み始めたきっかけ
・病院の探し方
・実際にかかった費用
・続けた期間
・飲み方の工夫

などの質問に、体験者さんが教えてくださった体験談になります。

↓↓以下が体験談になります↓↓


加味帰脾湯の体験談(効果・使用期間・副作用など)

私が困っていた症状・病気、使用した漢方薬

現在27歳の女性です。20代前半の社会人になりたての頃、寝つきの悪さと、朝起きたときの疲労感が辛くてクラシエのカンポウ専科:加味帰脾湯を服用していました。

ただ、3ヶ月間服用しましたが、残念ながら効果は実感できませんでした。


加味帰脾湯(かみきひとう)を使用するまで

もともと子どもの頃から夜寝るときの寝つきがとても悪く、布団に入っても1,2時間は眠れないということがしばしばありました。

中学生以降もそれは変わらず、例えどんなに部活などで疲れ果てて家に帰ってもいざ寝るとなると、目が冴えてしまうという状況でした。

社会人になるとストレスからかその症状がより悪化し、寝つきの悪さに加え、いくら睡眠時間を長くとっても、朝起きたときにダルさを感じてしまい、常に疲れている感じがするという状態になってしまいました。仕事があるのに毎日朝から体が重いという、辛い時期が1年ほど続きました。


このような症状についてはまず心療内科に相談に行くのが良いと、ネットなどで調べてなんとなく分かってはいたのですが、当時は自分の中で心療内科のイメージがどうしても良くなかったのと、周囲を心配させたくなかったこともあって行くのを躊躇っていました。

そこで、はじめは何とか薬などに頼らず自然に治したいと、寝る前にストレッチをしてみたり、リラックスに良いと言われるお茶を飲んでみたり、入眠効果のある音楽を聞くなど手当たり次第色々試しました。しかしどれもほとんど効果がありませんでした。

ストレッチもお茶も音楽も効果がなく、辛い日々が続きましたが、それでもまだ心療内科に行く決心がつかなかったので、今度は市販されているもので何か良い薬はないかなと思いつき、近所のドラッグストアに行くことにしました。



漢方薬はどこで処方されたか

近所のドラッグストアには薬剤師の方がおり、何かあれば相談できることを知っていたのでそちらに行きました。

何か良い薬はないかと一人で店内をうろうろしていたところに、薬剤師の方が向こうから話しかけてくださり、私の当時の症状を相談したところ、加味帰脾湯を紹介してくださいました。

ただ、このときも薬剤師の方に、これをしばらく服用しても効果がなければもう病院に行った方が良いとのアドバイスを受けました。

加味帰脾湯の効果と、効果が出るまでの時間

漢方薬はしばらく飲み続けないと効果が出ないとのことだったので、3ヶ月間、服用を続けました。
ただ、私の場合残念ながら、特に効果は実感できませんでした。



最終的には体が限界まできてしまったので観念して、心療内科を受診しました。
病院では、
「夜寝ようと思っても眠れないし、いくら寝ても朝起きたときすでに疲れていてとても辛いです。」
と、先生に状況を説明すると、
「寝よう寝よう、絶対寝なきゃと緊張しすぎて逆に眠れなくなってしまっている。」
というご指摘を受けました。


また、心療内科で処方された薬を飲むことにまだどうしても抵抗があり、まず薬を飲まずにどうにかならないか、市販薬でどうにかならないかということも先生に相談したのですが、
「眠り方に良くない癖がついてしまっている。まずそれを薬で矯正する必要がある。」
とのご指摘をいただきました。

その指摘を受けたときに、今まで自分で調べて色々と試してみたけれどすべてダメで散々だったことを思い出して、病院の薬を飲む決意をしました。

病院ではアロファルムという薬を処方していただき、加味帰脾湯については、先生と相談しアロファルムと交替という形で服用を辞めることになりました。


アロファルムについては1年間ほど継続して毎日寝る前に服用しました。その後は眠れないときのみ服用する、などと飲む回数をじょじょに減らしていき、2年ほどでほぼ悩んでいた症状が改善されました。


現在は薬を飲まなくても、しっかりとした睡眠がとれるようになりました。



加味帰脾湯を続けた期間

3ヶ月間ほど服用を続けました。

加味帰脾湯の副作用

副作用などを感じたことは特にありませんでした。


加味帰脾湯を使用した費用

ドラッグストアで購入し、1ヶ月6,000円ほどでした。


加味帰脾湯の飲み方で工夫したこと、用法、味

顆粒のタイプの薬だったので、少し多めの水と一緒に飲んでいました。苦味などはあまりなかったので、顆粒でしたが続けやすい薬だと思います。


併用薬や併用した漢方薬

併用した薬・漢方薬はありません。
3ヶ月間試して効果がなかったので、心療内科に行って病院の先生に相談し、そこで処方された薬に切り替えました。


加味帰脾湯の全体的な感想

「漢方薬はとにかく苦くて大変」ということを聞いたことがありましたが、加味帰脾湯はそこまでの苦味もなく続けやすい薬でした。

3ヶ月間試して効果が感じられなかったので、残念ながら私は服用をやめてしまいましたが、病院などで処方される薬と比べて、生薬など自然のもので体の調子をじょじょに整えていくといわれる漢方薬については、やはり大きな魅力を感じました。
私の体質にあえば、どんなに良かったことかと今でも思います。

ただ私の場合は勝手な自己判断などで結果的に自分の辛い症状の治療を、自分でどんどん遅らせてしまっていたので、何か体に異常が出た場合は早めに薬剤師の方や、病院の先生に判断を仰ぐべきだと思います。

その上で、私と同じような症状に悩んでいる方は、この加味帰脾湯を試してみるのも1つの手ではないかと思います。

この体験談は、実際に漢方を使用された方から寄せられた体験談です。詳しい効果に関しては、ご本人さんにしか分からない症状もあるため、寄せられた体験談をそのまま掲載してあります。(一般的に本や教科書に書いてある症状や検査や効果ではなく、使用された方の体験談です)。効果や安全性に関しては、本来は体験談よりも多数の患者さんに使用した統計の方が信頼度が高いとされ、体験談というのはそういう意味ではエビデンスレベルは低いものと一般的にされております。ただし、実際に友人とのお話などをきっかけに、病院を受診してというのは世間的にも多い流れかと思い、また読者さんからの興味もある話題と意見を寄せられたため、このたび掲載になりました。あくまで一人の体験談として留めておいていただき、効果や安全性を保証するものでは一切ないことをご承知ください。実際に漢方を使用される方は、必ず専門家の方への相談をお願いします