ツムラの漢方薬|漢方薬番号一覧(ツムラ・カネボウ・小太郎の一覧付き)

このページは、ツムラの漢方薬の一覧です。上から順に、番号で調べることができます。

 

「この番号のツムラの漢方薬の効果を知りたい」
「処方された漢方薬の副作用を調べたい」
「ツムラの漢方薬が、自分の症状にあっているのか確認したい」
「試してみたい漢方薬があるから、番号や名前から調べたい」
「ツムラの漢方薬を主治医に伝えたいから、何番か知りたい」

 

という方は、このページで探してください。

 

(症状からそれに合う漢方薬を探したい、という方は、「症状から探す」または「病名から探す」という項目に移動していただくと探しやすいです。)

症状から漢方薬を探す
病名から漢方薬を探す
体験談から漢方薬を探す

 

このページでは、ツムラの漢方薬を、番号順に解説しています。左に書かれている数値は、ツムラの番号です。漢方薬の「エキス材」と呼ばれる顆粒剤、細粒剤の漢方薬達は、ツムラだけでなく、カネボウ(クラシエ)や小太郎などの会社からも作られており、一部の例外を除いて同じ番号・共通の番号で作られています。

 

つまり、ツムラ1番とクラシエ1番は同じ「葛根湯」を表しています。扱いがないものは「なし」として、各会社の漢方薬を一覧にし、それぞれの漢方薬の効果効能・副作用を解説していますので参考にしてください。

 

漢方薬・番号一覧(ツムラ・クラシエなど)

(右にスクロールすると、ツムラ・クラシエ・コタロウの順に剤型が出ます。)

ツムラ
番号
漢方薬名称 ツムラ クラシエ 小太郎
1  葛根湯(カッコントウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
2  葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ) 顆粒  細粒/錠 細粒
3  乙字湯(オツジトウ) 顆粒  細粒 細粒
5  安中散(アンチュウサン) 顆粒  細粒 細粒/カプセル
6  十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
7  八味地黄丸(ハチミジオウガン) 顆粒  細粒/錠 細粒
8  大柴胡湯(ダイサイコトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
9  小柴胡湯(ショウサイコトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
10  柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
11  柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ) 顆粒 なし 細粒
12  柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
13  桂枝加芍薬大黄湯 顆粒  別薬 なし
14  半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
15  黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒/カプセル
16  半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
17  五苓散(ゴレイサン) 顆粒  細粒/錠 細粒
18  桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ) 顆粒  別薬 細粒
19  小青竜湯(ショウセイリュウトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
20  防已黄耆湯(ボウイオウギトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
21  小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ) 顆粒  細粒 細粒
22  消風散(ショウフウサン) 顆粒 なし 細粒
23  当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン) 顆粒  細粒 細粒
24  加味逍遙散(カミショウヨウサン) 顆粒  細粒 細粒
25  桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン) 顆粒  細粒/錠 細粒
26  桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ) 顆粒  細粒 細粒
27  麻黄湯(マオウトウ) 顆粒  細粒 細粒
28  越婢加朮湯(エッピカジュツトウ) 顆粒 なし 細粒
29  麦門冬湯(バクモンドウトウ) 顆粒 なし 細粒
30  真武湯(シンブトウ) 顆粒 なし 細粒
31  呉茱萸湯(ゴシュユトウ) 顆粒 なし 細粒
32  人参湯(ニンジントウ) 顆粒 細粒 細粒
33  大黄牡丹皮湯(ダイオウボタンピトウ) 顆粒 なし 細粒
34  白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
35  四逆散(シギャクサン) 顆粒 なし なし
36  木防已湯(モクボウイトウ) 顆粒 なし 細粒
37  半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ) 顆粒 細粒 細粒
38  当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ) 顆粒  細粒 細粒
39  苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ) 顆粒  細粒 細粒
40  猪苓湯(チョレイトウ) 顆粒  細粒 細粒
41  補中益気湯(ホチュウエッキトウ) 顆粒  細粒 細粒
43  六君子湯(リックンシトウ) 顆粒  細粒 細粒
45  桂枝湯(ケイシトウ) 顆粒 なし なし
46  七物降下湯(シチモツコウカトウ) 顆粒 なし なし
47  釣藤散(チョウトウサン) 顆粒 なし 細粒
48  十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ) 顆粒  細粒 なし
50  荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ) 顆粒 なし なし
51  潤腸湯(ジュンチョウトウ) 顆粒  なし なし
52  薏苡仁湯(ヨクイニントウ) 顆粒  細粒/錠 なし
53  疎経活血湯(ソケイカッケツトウ) 顆粒 なし なし
54  抑肝散(ヨクカンサン) 顆粒 なし なし
55  麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ) 顆粒 なし 細粒
56  五淋散(ゴリンサン) 顆粒 なし なし
57  温清飲(ウンセイイン) 顆粒 細粒 細粒
58  清上防風湯(セイジョウボウフウトウ) 顆粒 なし なし
59  治頭瘡一方(チヅソウイッポウ) 顆粒 なし なし
60  桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ) 顆粒 細粒/錠 細粒
61  桃核承気湯(トウカクジョウキトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
62  防風通聖散(ボウフウツウショウサン) 顆粒  細粒/錠 細粒
63  五積散(ゴシャクサン) 顆粒 なし 細粒
64  炙甘草湯(シャカンゾウトウ) 顆粒 なし 細粒
65  帰脾湯(キヒトウ) 顆粒 なし なし
66  参蘇飲(ジンソイン) 顆粒 なし なし
67  女神散(ニョシンサン) 顆粒 なし なし
68  芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ) 顆粒 細粒 細粒
69  茯苓飲(ブクリョウイン) 顆粒 なし 細粒
70  香蘇散(コウソサン) 顆粒 なし 細粒
71  四物湯(シモツトウ) 顆粒  細粒/錠 細粒
72  甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ) 顆粒 なし 細粒
73  柴陥湯(サンカントウ) 顆粒 なし 細粒
74  調胃承気湯(チョウイジョウキトウ) 顆粒 なし なし
75  四君子湯(シクンシトウ) 顆粒 なし なし
76  竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ) 顆粒 なし 細粒
77  芎帰膠艾湯(キュウキキョウガイトウ) 顆粒 なし 細粒
78  麻杏薏甘湯(マキョウヨクカントウ) 顆粒 細粒 細粒
79  平胃散(ヘイイサン) 顆粒 なし 細粒
80  柴胡清肝湯(サイコセイカントウ) 顆粒 なし 細粒
81  二陳湯(ニチントウ) 顆粒 なし なし
82  桂枝人参湯(ケイシニンジントウ) 顆粒  細粒 なし
83  抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ) 顆粒  細粒 細粒
84  大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ) 顆粒 なし なし
85  神秘湯(シンピトウ) 顆粒  細粒 細粒
86  当帰飲子(トウキインシ) 顆粒 なし なし
87  六味丸(ロクミガン) 顆粒  細粒 なし
88  二朮湯(ニジュツトウ) 顆粒 なし なし
89  治打撲一方(ヂダボクイッポウ) 顆粒 なし なし
90  清肺湯(セイハイトウ) 顆粒 なし なし
91  竹茹温胆湯(チクジョウンタントウ) 顆粒 なし なし
92  滋陰至宝湯(ジインシホウトウ) 顆粒 なし なし
93  滋陰降火湯(ジインコウカトウ) 顆粒 なし なし
95  五虎湯(ゴコトウ) 顆粒  細粒 なし
96  柴朴湯(サイボクトウ) 顆粒 なし なし
97  大防風湯(ダイボウフウトウ) 顆粒 なし なし
98  黄耆建中湯(オウギケンチュウトウ) 顆粒 なし なし
99  小建中湯(ショウケンチュウトウ) 顆粒 なし 細粒
100  大建中湯(ダイケンチュウトウ) 顆粒 なし 細粒
101  升麻葛根湯(ショウマカッコントウ) 顆粒 なし なし
102  当帰湯(トウキトウ) 顆粒 なし なし
103  酸棗仁湯(サンソウニントウ) 顆粒 なし なし
104  辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ) 顆粒  細粒 細粒
105  通導散(ツウドウサン) 顆粒 なし 細粒
106  温経湯(ウンケイトウ) 顆粒 なし 細粒
107  牛車腎気丸(ゴシャジンキガン) 顆粒 なし なし
108  人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ) 顆粒  細粒 細粒
109  小柴胡湯加桔梗石膏(ショウサイコトウカキキョウセッコウ) 顆粒 なし なし
110  立効散(リッコウサン) 顆粒 なし なし
111  清心蓮子飲(セイシンレンシイン) 顆粒 なし なし
112  猪苓湯合四物湯(チョレイトウゴウシモツトウ) 顆粒 なし なし
113  三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ) 顆粒  細粒
(13)
細粒/カプセル
114  柴苓湯(サイレイトウ) 顆粒  細粒 なし
115  胃苓湯(イレイトウ) 顆粒 なし なし
116  茯苓飲合半夏厚朴湯(ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ) 顆粒 なし なし
117  茵蔯五苓散(インチンゴレイサン) 顆粒 なし なし
118  苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ) 顆粒 なし 細粒
119  苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ) 顆粒 なし 細粒
120  黄連湯(オウレントウ) 顆粒 なし 細粒
121  三物黄苓湯(サンモツオウゴントウ) 顆粒 なし なし
122  排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ) 顆粒 なし 細粒
123  当帰建中湯(トウキケンチュウトウ) 顆粒 なし なし
124  川芎茶調散(センキュウチャチョウサン) 顆粒 なし なし
125  桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン) 顆粒 なし なし
126  麻子仁丸(マシニンガン) 顆粒 なし 細粒
127  麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ) 顆粒 なし カプセル
128  啓脾湯(ケイヒトウ) 顆粒 なし なし
133  大承気湯(ダイジョウキトウ) 顆粒 なし 細粒
134  桂枝加芍薬大黄湯(ケイシカシャクヤクダイオウトウ) 顆粒 なし なし
135  茵蔯蒿湯(インチンコウトウ) 顆粒 細粒
(402)
細粒/カプセル
136  清暑益気湯(セイショエッキトウ) 顆粒 なし なし
137  加味帰脾湯(カミキヒトウ) 顆粒  細粒/錠
(49)
なし
138  桔梗湯(キキョウトウ) 顆粒 なし なし

 

漢方薬番号一覧と効果効能・体力から探す

001 葛根湯(カッコントウ)
風邪などを発症して数日以内に使用する漢方薬です。くびのや肩の「こり」を伴う風邪や肩こり自体に向いています。眠気成分が含まれていない風邪薬としても知られています。
比較的体力がある方向け

002 葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)
葛根湯に加え、鼻づまりを改善させる辛夷などの生薬が使用されており、鼻かぜや鼻炎、蓄膿症に使用される漢方薬です
比較的体力がある方向け

003 乙字湯(オツジトウ)
大便が硬くで便秘がち、痔があるような方に向いています。下痢作用はマイルドなので、便秘がそれほど強くない痔の方に対しても使用しやすい漢方薬です
体力が中等度ある人向け

005 安中散(アンチュウサン)
原因がはっきりしない胃痛、胃もたれに使用されます。安中散と六君子湯は、機能性ディスペプシアの2大処方と称されます。
やせ型(華奢なタイプ)で冷え性で体力が低下しているような人向け

006 十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)
繰り返すニキビや蕁麻疹に使用され、化膿しやすい方の体質改善に用いられます。尋常性痤瘡治療ガイドライン(ニキビのガイドライン)にも載せられています。
体力が中等度ある人向け

007 八味地黄丸(ハチミジオウガン)
尿の回数が多く、夜中に何度も起きてしまったり、全体にだるく疲れやすい体質の方に使用される漢方薬です。腰部脊柱管狭窄症の方にも使用報告があります
比較的体力がなく、疲労感がある方向け

008 大柴胡湯(ダイサイコトウ)
体格がよく血色がよくて声も太い人で便秘がち、みぞおちから肋骨下部が強く張って苦しく、「胸脇苦満」が認められるような人の様々な不調や脂肪肝に処方されます。市販の漢方薬としても肥満向けの方向けとして薬局に発売されるようになりました。ストレスの多い職場で働いている方(キャリアウーマンの方)、ストレスの多い環境にあり体格ががっちりした人で更年期障害のような症状で悩んでいる方向けの漢方薬です
体格がよく、体力ともにある人

009 小柴胡湯(ショウサイコトウ)
風邪が長引いたときや気管支炎、アレルギー疾患、胃腸症状など、胃腸や肝臓、呼吸器などに作用して、免疫機能を整えたり、炎症を抑える働きがあります。間質性肺炎の副作用の注意のもととなった処方薬でもあります。
体力が中等度の方向け

010 柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)
長引く風邪や風邪を引きやすい方の体質改善目的に使用されます。「小柴胡湯」と「桂枝湯」を合わせた漢方薬で、小柴胡湯よりやや体力がない方にも向けた漢方薬です。
体力がやや虚弱または中等度の方向け

011 柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ)
体力がなく、貧血気味で、動悸や息切れ、不眠症など、神経が過敏な人の更年期障害や、自律神経失調症に用いられる漢方薬です。風邪で微熱、寝汗、食欲不振、咳症状が見られるときに、炎症を鎮めたり心身の疲れをとる目的で使用されます。柴胡剤の中で虚証向けの漢方薬です。
体力なく、血色が悪い人向け、冷え性、倦怠感のある人向け

012 柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
比較的体力はあるが、神経質で精神的に不安定な人や、高血圧や動脈硬化症、慢性腎不全の症状に伴う、動悸や不眠などの症状に使用されます。
比較的体力はある方向け

013 桂枝加芍薬大黄湯
腹部が張り、常習便秘症、しぶり腹に用いられる漢方薬です。極度の緊張によって起こる便秘型の過敏性腸症候群、急性胃腸炎などに使用されます。大黄だけだと下痢が強くなりすぎる方に、腹部の作用を調整した漢方薬です
体力が中等度の方向け

014 半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)
胃腸の不調全般に用いられる漢方薬です。みぞおちのつかえ感があり、吐き気や胸焼け、食欲不振、下痢ぎみの人に向いています。口内炎にも使用されます。
体力が中等度ある人向け

015 黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
比較的体力があり、のぼせぎみで、イライラする人で高血圧に伴う鼻出血や不眠症、めまいなどの症状があるときに用いられます。
体力がある方向け

016 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
自律神経失調症、不安神経症(パニック発作)、不眠症の方に使用されます。つわりに対しても保険適応があります。
体力が中等度ある方向け

017 五苓散(ゴレイサン)
水分調節効果により、体内に溜まっている無駄な水分を排泄します。水を調節してくれる作用から、むくみや二日酔い、またそれ以外にも急性胃腸炎、下痢、慢性頭痛、車酔い、船酔い、グルグル回転するようなめまいに対しても用いられます。
体力は中等度の方向け

018 桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)
四肢の関節の痛み、腰痛や肩こり、神経痛に用いられる漢方薬です。冷え性で、痛み止めをなかなか止められない方に上乗せできる漢方薬です。
体力がなく冷え性な方向け

019 小青竜湯(ショウセイリュウトウ)
鼻水や痰、くしゃみ、鼻づまり、咳など、かぜやアレルギー性鼻炎や気管支炎、気管支喘息のような症状があるときに用いられる漢方薬です。花粉症にも使用されることがあります。
体力が中等度またはやや虚弱な方向け

020 防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)
疲れやすくてむくみやすい、水太りの方向けに使用され、むくみや変形性関節症で水がたまるような時に使用されます。水分代謝に働きかけ、むくみを取り、倦怠感を改善させる目的で処方されます
体力があまりなく、疲れやすい方向け

021 小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)
つわりによく用いられる漢方薬です。吐き気や嘔吐、食欲がなく胃に水分がたまる感じに使用されます。更年期の吐き気や胃炎、乗り物酔いに使用されることもあります。
体力は中等度の方向け

022 消風散(ショウフウサン)
かゆみが強い湿疹や蕁麻疹、水虫、アトピーなどの皮膚疾患に用いられる漢方薬です。
体力が中等度以上の方向け

023 当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
月経異常、不妊症、更年期障害、自律神経失調症、慢性頭痛、腰痛、ホットフラッシュなどに使用されます。婦人科の領域では切迫早産の時に使用する例もあります。
痩せていて顔色が悪く、体力があまりない方向け

024 加味逍遙散(カミショウヨウサン)
月経異常や更年期障害など、女性特有の症状に効果があり、産婦人科ではよく処方される漢方薬です。更年期の時期の、のぼせやイライラして精神不安がある場合に向いています。
虚弱体質の方向け

025 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、冷え、神経痛、体の痛み、子宮筋腫、乳腺症といった症状に使用されます。婦人科では、月経異常(月経困難症など)や更年期障害にも使用されます。
体力が中等度の方向け

026 桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)
神経過敏による不眠、不安症(パニック)、うつ病、ストレスによる勃起障害などがある人に用いられる漢方薬です。何かをすると疲れやすい、手足の冷えがある方に使用されます。
体力が衰えている、虚弱な方向け

027 麻黄湯(マオウトウ)
かぜなどの熱の出る急性疾患の初期によくもちいられる漢方薬です。かぜ症状があるものの、汗が出ない方、インフルエンザの方などがこの漢方薬が向いています。
体力がある方向け

028 越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)
関節の痛みや腫れ、関節炎に使用されたり、局所の腫れをとるため花粉症(粘膜の腫れ)をとるための漢方薬です。
比較的体力のある方向け

029 麦門冬湯(バクモンドウトウ)
古くから咳の治療に用いられている漢方薬です。かぜが長引いて咳や痰が取れないとき(長引く咳)、特に高齢者では最初に処方されることが多いです。気管支炎、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の咳や痰に使われることもあります。
体力が低下したのぼせぎみの人向け

030 真武湯(シンブトウ)
新陳代謝が衰えた虚弱な人の消化不良、慢性腸炎、胃下垂、胃アトニー、胃腸虚弱、過敏性腸症候群などによる胃腸症状に広く用いられる漢方薬です。冷え性や癌に伴うだるさにも使用されます。
新陳代謝が衰えた虚弱体質の人向け

031 呉茱萸湯(ゴシュユトウ)
頭痛、なかでも冷え性の人の繰り返し起こる片頭痛に用いられている代表的な漢方薬で、特に吐き気がともなう片頭痛のときに適しています。
体力が少なく、手足が冷えて、消化器系が弱っている方向け

032 人参湯(ニンジントウ)
胃腸全般の不調を改善する漢方薬です。これといって病気がないにもかかわらず、なんとなく胃腸の働きが不調、食欲がない、手術後や大病で体力が低下した方に使用されます。冷え性や虚弱体質の人の体質改善にも用いられています。
体力がない冷え性の方向け

033 大黄牡丹皮湯(ダイオウボタンピトウ)
月経不順、月経困難などの女性の月経トラブルを含め、便秘、痔など主に下半身の疾患にもちいられる漢方薬です。子宮や膀胱の他、下腹部にある虫垂炎や憩室炎の報告もあります。
体力のある暑がりで熱っぽい方向け

034 白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)
ドライマウス(口渇)や証にの夜尿症、熱中症などに使用されます。体の熱を冷まし、唾液を出させる漢方薬として、口が渇く、ほてりがある場合に使用されます。
体力がある方向け

035 四逆散(シギャクサン)
胆のう炎や胆石症、ストレスなどによる胃炎、胃酸過多、胃潰瘍や、鼻炎、気管支炎、神経症やヒステリーなどに用いられる漢方薬です。ストレスや緊張が強く、体は熱くても手汗をかいて手が冷えるというような状態の人に適しています。
比較的体力がある方向け

036 木防已湯(モクボウイトウ)
顔色がさえず、慢性の腎臓病や心臓病からくる咳や喘鳴をともなう呼吸困難やむくみ、みぞおちにつかえ感と抵抗がある人にもちいられる漢方薬です。
体力は中間からやや虚弱な方向け

037 半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)
めまいの症状を中心に、慢性頭痛や頭重感、吐き気や嘔吐、メニエール症候群に使用されます。また、手足の冷えや小児の起立性調節障害にも使用されます。
体力がなく、虚弱な方向け

038 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)
冷え性の方で、下半身、とくに足先が冷える人や、しもやけができやすい人に適しています。冷えによる下腹部の痛みや頭痛、腰痛、神経痛にも用いられます。
体力は虚弱

039 苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)
めまい、立ちくらみ、ふらつき、動悸、頭痛があり、尿量の減少がある人に用いられる漢方薬です。神経症やノイローゼ、自律神経失調症などにも用いられます。めまいの漢方薬の使い分けも載せています
虚弱な体質の方向け

040 猪苓湯(チョレイトウ)
膀胱炎、尿道炎、腎炎、腎臓・膀胱結石による排尿困難、排尿痛などの泌尿器系疾患や、腰から下のむくみ、残尿感、下痢などにもちいられる漢方薬です。口が渇く人に適しています。
体力が中くらいの方向け

041 補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
胃腸の働きをよくして体力を回復させ、元気を補います。体の疲れ、食欲不振、胃弱、夏やせ、こじれて長びくかぜ、痔、あるいは病中・病後、手術後などで体力が弱っているときに用います。
虚弱で元気がない方向け

043 六君子湯(リックンシトウ)
胃もたれ、吐き気、食欲不振、お腹のゴロゴロ、軟便などに用いられます。胃の排出能力や胃粘膜血流などの改善の効果や、抗うつ作用も提唱さられています(半夏による効能が効いているのではと考えられています)。癌の化学療法の副作用にも用いられます。
体力があまりない方向け

045 桂枝湯(ケイシトウ)
体力がない方の胃腸症状や、疲れやすくかぜを引きやすいなど、虚弱体質の人、高齢者のかぜの初期に用いられる漢方薬です。桂枝湯と葛根湯の使い分けも載せています。
体力のない方向け

046 七物降下湯(シチモツコウカトウ)
高血圧にともなうのぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重感(頭が重い感じ)にもちいられます。また、高血圧症状に加えて、冷え性や貧血をともなう場合にも用いられます。
体力がない冷え性・高血圧傾向の方向け

047 釣藤散(チョウトウサン)
高血圧や脳血管障害(脳梗塞などの後遺症)にともなう頭痛に用いられる漢方薬です。朝方に起こる頭痛や頭重感に効果があり、頭痛にともなうめまい、肩こり、のぼせなどの症状に使用されます。
体力が低下した、あまり冷えのない方

048 十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)
全身が弱って、元気がない、気力がない、貧血症状や冷え性がある方向けの漢方薬です。。疲労、衰弱がひどいとき、病中・病後、手術後などで体力が弱っているときに用いられます。
虚弱な体質で衰弱している方向け

050 荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、炎症にともなうニキビ(赤いニキビ)に用いられる漢方薬です
体力が中等度以上の方向け

051 潤腸湯(ジュンチョウトウ)
腸を潤して、便通をよくする漢方薬です。便の水分量が減って硬くなり、コロコロとした硬い便が出る場合にもちいられます。高齢者の弛緩性または、けいれん性の便秘に効果があります。
体力は中くらいの方向け

052 薏苡仁湯(ヨクイニントウ)
慢性化した関節リウマチによくもちいられます。関節痛、筋肉痛に使用されます。麻杏薏甘湯(マキョウヨクカントウ)より症状が重い人に用いられます。
体力が中程度の方向け

053 疎経活血湯(ソケイカッケツトウ)
関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛など特に腰から下の痛みで、夜間に痛みが激しくなる人に用いられる漢方薬です。お酒をよく飲む人の激しい痛みにむいています。
体力が中等度の方向け

054 抑肝散(ヨクカンサン)
「イライラする」「気が(神経が)高ぶって興奮している」状態を抑えて、気持ちを落ち着かせる目的で使用されます。せん妄の予防に使用されることもあります。生理前や更年期でイライラし、筋肉がこわばってしまう方に向いています。証にのチックや歯ぎしり、夜泣きにも使用されることがあります。
虚弱体質な方に向いていますが、胃腸や弱い方やより虚弱な方は抑肝散陳皮半夏が向いています。
虚弱体質な方

055 麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)
強い咳が出る方、気管支喘息の頓服として使用されます。顔が赤くてよく汗が出る、口が渇く方に向いています。
体力がある方向け

056 五淋散(ゴリンサン)
尿が出るときに痛んで、出渋ったり、尿の濁り、膿や血がまじるような場合に用います。頻尿、排尿痛、残尿感のほか、膀胱炎、尿道炎、尿管結石にも用いられます。
体力が中等度の方

057 温清飲(ウンセイイン)
生理不順や生理痛、神経症、更年期障害、のぼせ、不安感、イライラ感、皮膚の発赤やかゆみ、皮膚のかさつきなどに使用されます。
体力が中等度の方向け

058 清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)
顔の熱や炎症をとる作用で、顔の皮膚病、とくにニキビなどや、化膿した湿疹などに使用される漢方薬です。赤ら顔で、のぼせる方向けです。
体力がある赤ら顔の方向け

059 治頭瘡一方(チヅソウイッポウ)
頭部や顔にできた湿疹・皮膚炎・ただれ、かさぶたに用いられる漢方薬です。分泌物の多い湿疹、とくに子供の顔や頭にできるものにも使用されます。
体力がある方向け

060 桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)
おなかが張って、腹痛や排便異常を起こしているときに使用します。虚弱体質でふだんから胃腸が弱く冷え性の人の下痢や便秘に使われます。
比較的体力が低下している方向け

061 桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
頭痛、イライラ、不安、不眠、月経異常や更年期障害、月経時や産後の精神不安の治療に用いられています。血液の循環が悪いことが原因で起こる、腰痛、肩こり、関節痛、神経痛にも使用されます。のぼせて便秘しがちな方で、イライラし、不眠がある人に向いています。
体力がある方向け

062 防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
肥満症の他にも、高血圧に伴う動悸・肩こり・のぼせ、むくみ、便秘の改善効果があり治療にも使用されています。、暑がりで、のぼせがあり、体内の水分が停滞している人に効果的です
体力が充実した人向け

063 五積散(ゴシャクサン)
腰痛、関節痛、神経痛、生理痛、更年期障害、胃腸炎などに用います。冷え性で疲れやすく、胃腸が弱い方に向いています。
体力が中等度の方向け

064 炙甘草湯(シャカンゾウトウ)
動悸や息切れがあり、体力が衰えている人の不整脈に使用されます。心臓神経症、時に弁膜症などにも使用されます。
体力が虚弱な方向け

065 帰脾湯(キヒトウ)
身体が弱って元気がなく、疲れやすい、眠れない、物忘れをするなどの症状やm貧血症状に用いられます。精神不安、抑鬱な症状がある方に向いています。
体力が虚弱な方向け

066 参蘇飲(ジンソイン)
胃腸の弱い人のかぜに用いられ、頭痛、発熱、咳、痰、鼻水などのかぜ症状やかぜが長引いた時に適します。特に咳症状に効果があります。
体力が虚弱な方向け

067 女神散(ニョシンサン)
血行を改善し、のぼせを改善し、熱をさます作用があります。のぼせやめまいがある人の産前産後の神経症(イライラ感、不安や不眠など)、月経不順、更年期障害、自立神経失調症などに使用されます。更年期障害で加味逍遥散があまり効かなかった人に次の漢方として使用されることが多いです。
体力がある方向け

068 芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)
急激に起こる筋肉のけいれんを伴う痛みに対して使われ、こむら返りや、急性の腰痛、下肢痛に用いられます。また内蔵の筋肉のけいれんに伴う痛み、例えば胃痛や胆石・尿路結石の発作時の疝痛、月経痛(生理痛)にも用いられます。
体力はやや虚弱な方~比較的ある方まで幅広いが中間くらい向け

069 茯苓飲(ブクリョウイン)
吐き気、胸焼け、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、尿量の減少をともなう胃炎、胃下垂などに用いられる漢方薬です。欲はあるのに、食べ物がうまく入っていかないような時にも用いられます。
体力があまりない方向け

070 香蘇散(コウソサン)
軽い悪寒や頭痛、鼻づまり、食欲不振、蕁麻疹などの際に好んで使用されます。麻黄(マオウ)を含まないため、葛根湯(カッコントウ)などで食欲不振をおこすような人や高齢者、高血圧の方などにも適しています。
体力があまりない人向け

071 四物湯(シモツトウ)

女性に用いられることが多く、貧血、産後・流産後の回復、月経不順、皮膚の乾燥、しみに効果があります。ただし、四物湯は単独では胃腸障害が起こる可能性があるため、他の生薬とあわせた合方として用いられることが多いです。(温清飲や十全大補湯など、四物湯と他の漢方薬の組み合わせ他物が多いです)
体力が低下している方向け

072 甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)
主に、女性と小児に使われる漢方薬です。ヒステリーや夜泣き、ひきつけに対し使用されています。泣いたり、笑ったりと気分の変化が激しい場合や、理由なく悲しみ、少しのことで泣き出す場合にも処方されます。理由がないのに悲しくなる、気分の変化が激しい方向けです。
体力が比較的ない方向け。

073 柴陥湯(サンカントウ)
咳をするたびに胸が痛い、痰が切れにくい場合に用いられる漢方薬です。昔から、強い咳・長引く咳に使用されます。心窩部につかえ感があり、胸苦しい場合に使用されます。
体力が中くらいの方向け
074 調胃承気湯(チョウイジョウキトウ)
便秘、小児の食あたりに用いられる漢方薬です。病後の便秘や、老人の便秘、お腹が張り気味、残便感のある方に使用されます。
体力はあまり問わず便秘に幅広く用いらるが大黄甘草等よりマイルド

075 四君子湯(シクンシトウ)
胃腸虚弱、慢性胃炎、胃もたれ、嘔吐、下痢、夜尿症に使われる漢方薬です。便秘、小児の食あたりに用いられる漢方薬です。少し食べても胃が張り、元気がない人に好んで使用されます。
体力がない人向け

076 竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)
尿道炎、膀胱炎、膣炎、陰部湿疹、子宮内膜炎、精巣炎などの泌尿生殖器の炎症に使用されます。また、排尿痛、排尿困難、残尿感があるときにも使用されます。
体力が中くらい以上の方向け

077 芎帰膠艾湯(キュウキキョウガイトウ)
四物湯に止血作用のある艾葉(ガイヨウ)と阿膠(アキョウ)と甘草(カンゾウ)が加わったもので、下半身の出血(子宮、腎膀胱、痔、腸出血、血尿など)に用いられる漢方薬です。
体力がなく冷え性で貧血気味な方向けです。

078 麻杏薏甘湯(マキョウヨクカントウ)
慢性の関節痛、筋肉痛がある人に用いられる漢方薬です。夕方になると痛みが特にひどくなったり熱も上がってくる人や、皮膚が乾燥した方に効果的です。
体力が中程度の方向け

079 平胃散(ヘイイサン)
暴飲暴食などによる胃の荒れや、急性胃腸炎によく用いられる漢方薬です。他にも、急性・慢性の胃カタル、胃アトニー、消化不良、食欲不振に使用されます。
体力が中等度の方

080 柴胡清肝湯(サイコセイカントウ)
神経症、慢性扁桃腺炎、湿疹、小児腺病質者(病気になりやすい子供の総称)などに用いられています。皮膚が浅黒い方や、やせ形で神経質な方に向いています。
体力がない~中等度の方向け

081 二陳湯(ニチントウ)
吐き気や悪心(気持ち悪さ)、嘔吐を抑える目的で処方される漢方薬です。
体力が中等度の方向け

082 桂枝人参湯(ケイシニンジントウ)
胃腸の弱い人に起こる頭痛、動悸、息切れに用いられる漢方薬です。慢性胃腸炎、胃アトニー、慢性頭痛、感冒性下痢症(ウイルス性腸炎など)にも使用されます。水のような下痢に用いられます。おなかの痛みはなくただ冷えているという方にも向いています。
体力が虚弱な方向け

083 抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)
「抑肝散」と同じような症状ですが、主として、中年以後でより体力が低下し、胃腸虚弱が加わっている人に用いられる漢方薬です。不眠症、神経症、更年期障害、目のピクつき、子供の夜泣き、疳症、ひきつけなどにも使用されます。
体力が虚弱な方向け

084 大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)
常習的に便秘の人に使われる漢方薬です。便秘だけで、他に症状がない場合に効果があります。便意をもよおしても、意識的に我慢したことがもともとの原因の便秘症に効果があります。大黄だけでは腹痛などが出る方に向いています。
体力は虚弱な方向け

085 神秘湯(シンピトウ)
喘息、気管支炎、肺気腫に使用されています。呼吸困難が強く、痰が少ない、不安症状がある人に効果的です。痰は少なく、呼吸苦症状や不安が強い方向けです。
体力は中くらい以上向け

086 当帰飲子(トウキインシ)
小柄で、冷え性の皮膚病で、皮膚がカサカサして痒みのある慢性湿疹の人に用いられる漢方薬です。高齢者の皮膚掻痒症や蕁麻疹にも使用されます。炎症や分泌物は少なく、冷え性で冬になると皮膚病が悪化する人向けです。
比較的体力がない人向け

087 六味丸(ロクミガン)
夜尿症によく使われる漢方薬です。小児に限らず、疲れやすく、腰が痛い時や、足がだるい夜尿症に効果があり、排尿困難、頻尿、むくみ、かゆみ、糖尿病などによる痺れに応用されます。
比較的体力がない方向け

088 二朮湯(ニジュツトウ)
五十肩、頸肩腕症候群に使用されます。胃腸があまり強くなく、水太り体質の人に適しています。
体力は中等度~ややない方向け

089 治打撲一方(ヂダボクイッポウ)

打撲による腫れや痛み、捻挫に使われる漢方薬です。血液の循環をよくし、炎症を抑える作用があり、主に打撲傷や手術後の創傷に用いられています。
体力は問わない

090 清肺湯(セイハイトウ)
咳がひどく、ねばっこい痰が出る、咳をしすぎて喉が枯れるなどの症状に用いられる漢方薬です。慢性気管支炎、肺炎、喘息、気管支拡張症などに応用されます。
体力っが中等度向け

091 竹茹温胆湯(チクジョウンタントウ)
インフルエンザや肺炎などが治りかけでも熱がなかなか下がらない、咳や痰が長引いている、気分がすぐれない場合に用いられる漢方薬です。神経過敏になり、安眠できない場合にも効果があります。
体力が衰えている方向け

092 滋陰至宝湯(ジインシホウトウ)
咳止め・去痰作用のある「貝母(バイモ)」や「麦門冬(バクモンドウ)」が配合されており、体力が衰えている人の慢性の咳や痰、微熱が続く時に用いられる漢方薬です。
体力が衰えている方向け

093 滋陰降火湯(ジインコウカトウ)
気管支炎などの病気が長引き、喉の潤いがなく痰が出なくて咳き込む場合に用いられる漢方薬です。急性・慢性の気管支炎に使用されます。口が渇き、皮膚が浅黒い方に向いています。
体力が低下している方向け

095 五虎湯(ゴコトウ)
熱感があり、汗ばんで、口が渇き、空咳や喘鳴がする場合に用いられる漢方薬です。気管支喘息にも応用されます。肥満気味で健康そうに見え、水をよく飲む人の咳によく用いられます。
比較的体力のある人向け

096 柴朴湯(サイボクトウ)

喘息の発作予防や、風邪でこじれた咳に用いられる漢方薬です。気分がふさぎ、のどに異物感があり、風邪をひきやすく、ときにめまいや動悸、吐き気をともなう人に効果的です。小柴胡湯(ショウサイコトウ)と半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)を合わせた処方です。
体力は中等度の方向け

097 大防風湯(ダイボウフウトウ)
下肢の関節が腫れて痛み、こわばって歩きにくいなどの症状がある関節リウマチ、慢性関節炎、痛風に用いられる漢方薬です。関節が変形した慢性期のリウマチにも用いられます。冷え症、虚弱体質、倦怠感をともなう人に効果的です。
体力は虚弱で疲れやすい方、虚弱体質な方向け

098 黄耆建中湯(オウギケンチュウトウ)
虚弱体質、倦怠感、寝汗、疲れやすくて息切れがする人に用いられる漢方薬です。病後の衰弱や食欲不振にも使用されます。また、湿疹・皮膚炎、皮膚のただれにも用いられます。小建中湯に黄耆を加え、補益作用が強くなっています。
体力がなく虚弱体質な方向け

099 小建中湯(ショウケンチュウトウ)
倦怠感、胃腸が弱い、寝汗、動悸、冷え、頻尿の人に用いられる漢方薬です。子供に処方されることが多く、虚弱体質や夜尿症、夜泣きの改善目的に用いられます。さらに、神経質で緊張するとお腹が痛くなったり、排便時に腹痛をともなう過敏性腸症候群にも用いられます。
体力がなく虚弱体質な方向け

100 大建中湯(ダイケンチュウトウ)
体力がなく、お腹が冷える、腹部膨満感、発作性の激しい腹痛、下痢、便秘の症状がある人に用いられる漢方薬です。体力がない人でお腹が冷えて痛み、腹部膨満感や腸管にガスがたまっている状態がある場合に用いられます。また、臨床試験では手術後の腸閉塞(イレウス)を改善する効果の他に、腸閉塞を予防する効果も示されています。
体力がなくやや虚弱な方向け

101 升麻葛根湯(ショウマカッコントウ)
風邪の初期や麻疹の初期に用いられる漢方薬です。激しい頭痛や発熱、悪寒、体の痛みなどに使用されます。
比較的体力のある方向け

102 当帰湯(トウキトウ)
水おちが痛んだり、胸から背中にかけて痛む場合に用いられる漢方薬です。肋間神経痛や非特異的な胸部の痛みに使用されます。
体力がなく血色が悪い方向け

103 酸棗仁湯(サンソウニントウ)
体力が低下して、心身が疲労しているのに眠れない場合に用いられる漢方薬です。不安神経症、自律神経失調症、めまいの治療にも用いられます。抑肝散との使い分けとしては、抑肝散はイライラや興奮で眠れない場合に用い、酸棗仁湯は疲れすぎて眠れない人に用いられます。睡眠時遊行症などにも使用されます。
体力が低下した方向け

104 辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)
鼻づまり、アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)に用いられる漢方薬です。濃い鼻汁が出て、鼻が詰まり、熱を持って頭痛がする場合によいとされます。葛根湯加川芎辛夷との使い分けは、蓄膿症の初期で頭痛、肩こりを伴う場合に葛根湯加川芎辛夷、一方辛夷清肺湯は蓄膿症が慢性化して治りにくくなった場合に用いられることが多いです。
体力が中等度以上の方向け
105 通導散(ツウドウサン)
下腹部に圧痛があり、便秘症の人に用いられる漢方薬です。婦人科疾患、内科疾患によく使われています。月経不順、月経痛、更年期障害、腰痛、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)にも用いられます。
比較的体力がある方向け

106 温経湯(ウンケイトウ)
虚弱なタイプの人の月経不順、月経困難症、更年期障害などの婦人科系の疾患に用いられる漢方薬です。手足がほてり、唇が乾燥している人に効果が高いとされております。卵巣の機能をコントロールし、ホルモンのバランスを整える働きがあるため、不妊症の治療に応用されます。
体力がなく虚弱な方向け

107 牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)
疲れやすく、手足が冷える、排尿困難、頻尿で腰痛のある人に用いられる漢方薬です。効果の対象となる症状が老化に伴う症状が多く、高齢者によく用いられています。
体力が低下している方向け

108 人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)
病後や産後の疲労、慢性疾患による疲労倦怠、貧血、虚弱体質、食欲不振、寝汗、手足の冷えに対して用いられる漢方薬です。滋養強壮や血行を良くする生薬が配合され、体力を補う目的で使用されます。
体力が低下し全身衰弱している方向け

109 小柴胡湯加桔梗石膏(ショウサイコトウカキキョウセッコウ)
扁桃炎、扁桃周囲炎などによるのどの腫れや、痛みに用いられる漢方薬です。口が苦い、食欲不振、悪心、発熱などの症状に加えて、主に咽喉が腫れて痛む場合に使用されます。
体力が中等度以上の方向け

110 立効散(リッコウサン)
歯痛(歯の痛み)に用いられる漢方薬です。抜歯後の疼痛にも使用され、即効性もあるとされています。
体質は気にせず使用されます。

111 清心蓮子飲(セイシンレンシイン)
胃腸が虚弱で、慢性化した泌尿器疾患のある人に用いられる漢方薬です。尿が混濁したり、残尿感、排尿力が弱い、米のとぎ汁のような帯下、性機能障害性に使用されます。四君子湯(シクンシトウ)を基礎にした処方で、八味丸(ハチミガン)を使うと胃腸障害が出る人に用います。
比較的体力が低下した方向け

112 猪苓湯合四物湯(チョレイトウゴウシモツトウ)
排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、血尿に用いられる漢方薬です。その中でも、それらの症状が長引いている人に用いられます。猪苓湯と四物湯を合わせた方剤です。
体力が中等度の方向け

113 三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)
のぼせやすく、便秘がち、みぞおちにつかえ感があり、高血圧、精神不安、鼻出血、便秘、肩こりに用いられる漢方薬です。頓服薬としても用いられます。大柴胡湯と併用し使用されることもあります。
体力のある方向け

114 柴苓湯(サイレイトウ)
吐き気や食欲不振があり、排尿が少なく、むくみがあり、のどが渇く人に用いられる漢方薬です。小柴胡湯と五苓散を合わせてできた方剤で、小柴胡湯の症状があり、口がかわいて尿量が少ない場合に柴苓湯を用います。
体力が中等度の方向け

115 胃苓湯(イレイトウ)
水様性の下痢、嘔吐、口の渇き、食あたりに用いられる漢方薬です。冷え腹、急性胃腸炎にも処方されます。平胃酸(ヘイイサン)と五苓散(ゴレイサン)を合わせた方剤です。
体力が中等度の方向け

116 茯苓飲合半夏厚朴湯(ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ)
吐き気、胸焼け、心窩部のつかえ、動悸、めまいがあり、気分がふさいで喉に何かがつっかえたような感じの人に用いられる漢方薬です。不安神経症、神経性胃炎、つわり、神経性食道狭窄、更年期障害に使用されます。
体力が中等度からやや低下した方向け

117 茵蔯五苓散(インチンゴレイサン)
激しく口が渇いて、尿量が減少し、便秘のない人に用いられる漢方薬です。蕁麻疹、むくみ、肝炎、腎炎、ネフローゼに応用されます。
体力が中等度の方向け

118 苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)
腰に冷えと痛みがあり、尿量が多い人に用いられる漢方薬です。冷え性、腰痛、夜尿症に加え、めまい、乗り物酔い、耳鳴り、頭痛に使用されます。
比較的体力がない方向け

119 苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)
体力が低下し、胃腸が虚弱で、冷え性の人で風邪が長引いて体内に冷えと水が滞り、水様性の痰がでたり、咳嗽や喘鳴を伴う場合に用いられる漢方薬です。
体力が低下し、胃が弱い方向け

120 黄連湯(オウレントウ)
胃に重苦しさがあり、食欲不振、腹痛、胸やけ、のぼせ、吐き気、口臭がある人に用いられる漢方薬です。食あたり、急性胃炎、二日酔い、口内炎に使用されます。
体力が中等度の方向け

121 三物黄苓湯(サンモツオウゴントウ)
手足のほてりが激しくて寝られない場合に用いられる漢方薬です。神経症、不眠、湿疹、水虫、口内炎、自律神経失調症にも用いられます。
体力が中等度またはもうすこしある方向け

122 排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)
患部に発赤、腫れ、痛みを伴った化膿性の皮膚疾患に用いられる漢方薬です。
体力はあまり問わず、幅広く使用されます。

123 当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)
疲れやすく、血色の悪い人の月経痛、下腹部痛、痔、脱肛の痛みに用いられる漢方薬です。アトピー性皮膚炎にも用いられます。
体力は低下し虚弱体質な方向け

124 川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)
体力の程度に関わらず、広く頭痛に用いられる漢方薬です。突発性の頭痛や悪寒発熱にも使用されます。古くから、女性の頭痛に用いられてきました。風邪、血の道症にも使用されます。
体力は問わない

125 桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)
のぼせ気味だが足が冷えて、便秘がち、肩こり、頭痛、めまい、神経痛に使用されます。月経不順やにきび、しみ、湿疹や皮膚炎、しもやけなどの皮膚のトラブルにも用いられています。
体力は中等度の方向け

126 麻子仁丸(マシニンガン)
老人や虚弱体質の人、病後で体力が低下した人の常習性の便秘(ずっと便秘がち)に用いられる漢方薬です。
体力が低下した方向け

127 麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)
虚弱体質の人や高齢者の方で、病後の風邪に使われる漢方薬です。頭痛や、寒気、顔色が悪い、食欲がない、全身がだるくて横になっている方が楽、鼻水がでる場合に特に使用されます
体力が低下した虚弱体質な方向け

128 啓脾湯(ケイヒトウ)
体力が衰弱し、食欲不振、水っぽい下痢が続き、腹痛や嘔吐などの症状に用いられる漢方薬です。消化不良や慢性胃腸炎や病後の胃腸の強壮に応用されます
体力が低下し虚弱体質な方向け

133 大承気湯(ダイジョウキトウ)
かなり強い下剤として働き、他の下剤が効かない頑固な便秘の人に用いられる漢方薬です。お腹が張って硬く、つかえている人に効果的です。
体力があるガッチリしたタイプの方向け

134 桂枝加芍薬大黄湯(ケイシカシャクヤクダイオウトウ)
腹部が張り、常習便秘症、しぶり腹に用いられる漢方薬です。極度の緊張によって起こる便秘型の過敏性腸症候群、急性胃腸炎にも用いられます。
体力は中等度の方向け

135 茵蔯蒿湯(インチンコウトウ)
肝臓や胆嚢の病気にともなう黄疸に用いられる漢方薬です。胸苦しく、口が渇き、便秘をしている人の証に効果的です。蕁麻疹、口内炎にも応用されます。
体力が比較的ある方向け

136 清暑益気湯(セイショエッキトウ)
夏の暑さに負けて、食欲が落ち、倦怠感、下痢などで夏痩せをする人に用いられる漢方薬です。食後にだるくて眠くなるような人や高齢者、胃腸の虚弱な人にも使用されます。補中益気湯をアレンジした処方です。
体力が低下した方向け

137 加味帰脾湯(カミキヒトウ)
虚弱体質で、貧血症状、不眠症、精神不安があり、さらに微熱が出る人に用いられる漢方薬です。
体力が虚弱な方向け

138 桔梗湯(キキョウトウ)
喉が腫れて赤くなり、痛む場合に用いられる漢方薬です。扁桃腺炎、咽頭炎に用いられます。
体力はあまり問わず使用されます。

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